山口県山口市のホームページ制作・デザイン 会社 gogo

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2021年 09月07日

制作費や広告費について

様々なステージで効果的な広告商品やリーズナブルな制作費が用意されていたら、
宣伝をしてみたいという企業はもっと多くいるのではないでしょうか。
デジタルの時代、制作物のメニューや価格設定はもう少し明瞭/明朗で良いのではと思います。

以前ある方から
「依頼した写真の撮影費として〇〇円の請求があったのですが、それは妥当な金額ですか?」と聞かれた事があります。
そんな時は、その写真の価値について個人的な見解を伝えるよりも、
マーケティングの合理性に照らし合わせて考えた方が有益で、こういう風に話をします。

まずマーケティングの場合(以前もお話した通り)、
クライアントがその写真を使って、もしくはその写真の入ったチラシなどを使って
何を得たいかというゴールを設定する事から始まります。
例えば、今ある毎月100万円の売り上げを3年後に200万円にしたいとしましょう。
そうすると売り上げの増加分を初年度から均等割にした時、1年目は毎月33万、2年目66万、3年目100万となり
3年でおよそ2400万円の利益をその制作物から売り上げる計算になります。

ここで大事な数字です。
広告宣伝費は、「売り上げの3%で予算組み」と覚えておいてください。
これはテレビCMや雑誌新聞など競合がひしめく中での広告宣伝費で
山口県の様にどの会社も宣伝らしい活動をしていない地域であれば1~2%が妥当だと思います。
(ここでは1.5%で試算してみましょう。)
そうするとこの利益を得るために掛けられるチラシの制作費は360,000円になります。
その中には配布料、印刷料、制作料(ディレクション料/デザイン料/撮影費/コピー料/その他の経費)が含まれます。
一般的な撮影費/制作料はおよそ10%なので、そのチラシの写真に掛けられる費用は36,000円という訳です。
(山口県内ではまあ妥当な撮影費ではないでしょうか。)

大切な事は、3年後この試算が正しかったかを検証する事です。
目標を上回った場合、その分の予算増(←ここ大事です)で同じカメラマンに次の制作を依頼をし、WINWINの関係を築きます。
目標が達成できなかった場合、その制作物が期待した価値に不十分だったという事で、広告会社を変更することも考えられます。
こうやってクライアントと広告会社はともに成長し、また関係を解消される事もあります。
広告やマーケティング会社が企業と一連託生と言われる由縁です。

ちなみにgogoは、だいたい売り上げの1%からトータルな広告宣伝を受けちょります。