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2021年 01月11日

時合いだろうか

2020年は、だれにも予想しえなかった惨たる年になりました。
コロナの烈火を直接浴びた飲食業界の方々の事業の存続を願うばかりです。

時合いだろうか

釣具のDAIWAがダイワ精工と名乗っていた最後の年の秋磯のキャンペーンタイトルです。
今まで停滞していた潮が多くの予感とともに急速に動き出す、その瞬間に釣り人はどう応えるのか。
そんな事がテーマだったと思います。

シマノのテッちゃん、がまかつの松田氏、そしてダイワの至宝 山元八郎さんが君臨していたグレ釣りの世界で、
ウキを沈めながらタナを探っていく阿波釣法は特別な存在でもありました。
その年のロケ地は聖地 牟岐大島。八郎さんの息子さん山元隆さんがモデルだっと思います。

本題は磯釣りではありません。
今コロナの騒動の中、さまざまな分野で新しい流れが生まれようとしています。
潮のその先にあるものを、そうたやすく知る事はできません。
何が本流で傍流なのか。その2枚潮はどんな意味があるのか。自分を一番遠くまで運んでくれる潮はどれなのか。
ただ感覚と頭を研ぎ澄ませ、攻め探るしかありません。確かなのは今が動く時合であること。

ひとつのヒントは、その潮下で次世代の主役となるであろうプレイヤーのプロファイルを知っておく事かも。。。
マーケティングの一人者 コトラーは「コトラーのマーケティング4.0」の中で、デジタルネイティブ世代についてこう言っています。

「企業はごく少数の重要なタッチポイントで彼らとの有意義な繋がりを築くことである。彼らを動かせるのは、ブランドからのわずか一瞬の予期せぬ感動だけだ。
さらにこの世代の接続性と推奨のパワーを企業は重要視する必要がある。今日では顧客間(対等な者どおし)のネット上の会話が最も効果的な媒体形式になっている。
広告メッセージに対する信頼が欠如している今、企業はもはや直接ターゲットにアクセスする事はできないかもしれない。
顧客はかつてないほど同じ立場の仲間を信頼しているからだ。だからこれからの影響力の源は、顧客から推奨者になってくれた人々と言える。」

企業が抱えようとするインフルエンサーも、すでに彼らには「仕掛け」という事でしょうか。


ところで、御社はどうやって次の潮を掴もうとしちょってですか?



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